患者様からの手紙

退院された患者様からのお手紙

約3週間の入院生活を終えて、無事に退院となった小耳症患者様から素敵なお手紙をいただきました。ご本人とご家族の許可を得て、全文を掲載いたします。

作品集 患者様からの手紙

鉛筆を持つ男の子
丸山先生と自分の経過を見守ってくださった人たちへ
ぼくの手術や経過を見守ってくださった方々。
この約三週間ありがとうございました。
おかげで、マスクバンドなしで、耳にマスクをかけられ、普通の生活に近づける事ができました。
他にも、手術や処置をしてくれた丸山先生、中島先生、そして熊みたいな森田先生、そして
それらを手伝ってくれ看護師の皆さんに、とても感謝しています。
それに部屋のそうじをしてくれる人、ご飯を持ってきてくれる人にも
おかげで快適な生活ができると、お礼を言いたいです。
ぼくがいなくなると、一部の人は「〇〇ロス」でさびしくなるかもしれません。
ですが、みんながさびしくなると、今度はまた自分がさびしくなります。
なので僕がここを出る時は、みんなで楽しく送り出してください。
そうすれば、ぼくもさびしくなくなります。
あと、この部屋につめあとも残していくので、それを探してみてください。
この約三週間、本当におせわになりました。
ぼくもこれからがんばっていくので、みなさんもずっとがんばってください。
いままでありがとうございました。

〇〇より
作品集 患者様からの手紙
患者様からの手紙

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