耳介の再々建手術③

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耳介の再々建手術の例

耳介の再々建手術とは、小耳症の患者さんが、一度他所で手術を受けたもののその結果について不満を持った場合に再度耳介の再建を行うケースで、症例数はここ10年で増加しています。 耳介の再々建手術は、まず過去に一度再建された耳介を取り除いた上で再度正しい位置に新たに耳介を作る必要があり、浅側頭動脈(STA)が切断されている可能性が高いことなどからも、他の再建手術と比較しても最も難易度が高いものの一つに挙げられています。しかしながら、永田法によれば、事前に注意深く手術計画を立案した上で術式を行えば再々建手術においても良い結果を得ることができます。

他の施設でタンザ-法で再建されてきた耳介

タンザ-法からの再建症例

手術前

タンザ-法からの再建手術前耳アップ

手術前

タンザ-法からの再建手術後

永田法による手術
第1ステージ終了後

タンザ-法からの再建手術後耳アップ

永田法による手術
第1ステージ終了後

タンザ-法からの再建手術後

永田法による手術終了後

タンザ-法からの再建手術後

永田法による手術終了後

術 前

既に某病院でタンザー法による耳介再建を行われ不幸な結果となっています。 再建耳の中央には鼠径部からの色の異なる皮膚が移植されています。輪郭は不鮮明で耳垂はねじれています。耳幅は広すぎます。

作り直し
第1回目手術

胸部より4本の肋軟骨を採取しパーツを6個作成し、それらをステンレスワイヤーで85か所組み合わせて耳の形をした3次元肋軟骨フレームを作成します。さらに、以前の手術で移植されていた肋軟骨フレームを摘出します。色の異なる植皮部を切除します。その前の部分で耳珠用皮弁を作成します。耳垂を耳垂前面皮弁、耳垂後面皮弁に分割し、皮下ポケットを完成させます。作成した新たな3次元肋軟骨フレームを移植しなおして、耳介の再々建を行います。結果として、良好な形態の耳介再々建が実現しました。
手術時間は9時間、麻酔時間は10時間、入院期間1か月を要します。

入院費用

①手術費用は原則保険診療となります。収入や年齢に応じて負担額は変わります。

公的制度を利用した場合

「高額療養費制度、子供医療費助成制度など」26万円から0円

②その他として差額ベッド代30万8千円から0円、食事代4万5千円から4万円、テレビ貸出代550円/日などは保険対象外となります(消費税込)

①と②を足したものが退院時の支払いとなります。

保険証をお持ちでない場合「外国に住む外国人」などは自費診療となります。

作り直しの場合は550万円(消費税込)

作り直し
第2回目手術

側頭部から頭皮分層皮膚を採取します。また浅側頭動静脈を含むTemporoparietal fascia flap [TPF]を挙上します。前胸部から肋軟骨を2本採取し、半月状肋軟骨ブロックを作成します。耳介の後方周囲を切開し耳を後方から立てます。耳の後ろから支えて耳を立てるために半月状肋軟骨ブロックを移植して耳を立て、その後ろ全体をTPFで被覆します。そのTPFの上に頭皮分層皮膚を移植します。
手術時間は9時間、麻酔時間は10時間、入院期間1か月を要します。

入院費用

①手術費用は原則保険診療となります。収入や年齢に応じて負担額は変わります。

公的制度を利用した場合

「高額療養費制度、子供医療費助成制度など」26万円から0円

②その他として差額ベッド代30万8千円から0円、食事代4万5千円から4万円、テレビ貸出代550円/日などは保険対象外となります(消費税込)

①と②を足したものが退院時の支払いとなります。

保険証をお持ちでない場合「外国に住む外国人」などは自費診療となります。

作り直しの場合は550万円(消費税込)

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

■小耳症手術による合併症

一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎 縫合不全 ハゲ 床ずれ その他

上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。

他の施設でタンザ-法で再建され、かつ巨大な耳の穴を開けられた症例

タンザ-法からの再建症例

手術前

タンザ-法からの再建手術前耳アップ

手術前

タンザ-法からの再建手術後耳アップ

永田法による手術
第1ステージ終了後

タンザ-法からの再建手術後

永田法による手術
第1ステージ終了後

タンザ-法からの再建手術後

永田法による手術終了後

タンザ-法からの再建手術後

永田法による手術終了後

術 前

既に某病院で外耳道再建と耳介再建を行われたものの不幸な結果となっています。巨大な耳の穴を開けられ、耳垂はねじれています。輪郭も不良で、患者さんは再々建「作り直し」を希望されました。

作り直し
第1回目手術

前胸部から4本の肋軟骨を採取して6個のパーツを作成、これらをワイヤーで85か所組み合わせ、耳の形の3次元肋軟骨フレームを作成します。また、以前の手術で移植されていたタンザー法の肋軟骨フレームを摘出します。耳垂を耳垂前面皮弁、耳垂後面皮弁に分割し皮下ポケットを作成します。新たに作成した3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植しなおして、耳介の再々建を行います。結果として、良好な耳介が形成されました。
手術時間は10時間、麻酔時間は11時間、入院期間は1か月を要します。

入院費用

①手術費用は原則保険診療となります。収入や年齢に応じて負担額は変わります。

公的制度を利用した場合

「高額療養費制度、子供医療費助成制度など」26万円から0円

②その他として差額ベッド代30万8千円から0円、食事代4万5千円から4万円、テレビ貸出代550円/日などは保険対象外となります(消費税込)

①と②を足したものが退院時の支払いとなります。

保険証をお持ちでない場合「外国に住む外国人」などは自費診療となります。

作り直しの場合は550万円(消費税込)

作り直し
第2回目手術

肋軟骨を2本採取し、半月状肋軟骨ブロックを作成します。側頭部から頭皮分層皮膚を採取します。また、浅側頭動静脈を含むtemporoparietal fascia flap [TPF]を挙上します。耳介の後方周囲を切開し耳を立て、その後ろに半月状肋軟骨ブロックを移植して耳を立てます。その後ろ全体をTPFで被覆します。その上に頭皮分層皮膚を移植します。
手術時間は9時間、麻酔時間は10時間、入院期間1か月を要します。

入院費用

①手術費用は原則保険診療となります。収入や年齢に応じて負担額は変わります。

公的制度を利用した場合

「高額療養費制度、子供医療費助成制度など」26万円から0円

②その他として差額ベッド代30万8千円から0円、食事代4万5千円から4万円、テレビ貸出代550円/日などは保険対象外となります(消費税込)

①と②を足したものが退院時の支払いとなります。

保険証をお持ちでない場合「外国に住む外国人」などは自費診療となります。

作り直しの場合は550万円(消費税込)

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

■小耳症手術による合併症

一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎 縫合不全 ハゲ 床ずれ その他

上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。

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◆2015/1/16  「小耳症の再々建した耳介の立ち方の微調整」はコチラ

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