耳甲介型

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※このページに記載された入院費用・詳細等は「永田小耳症形成外科クリニック」で手術を行った患者様の例です。現在の『永田法による小耳症手術』は入院費用・詳細等が異なりますので直接お問い合わせください。

症例1左耳・耳甲介型小耳症

耳甲介型症例手術前

手術前

耳甲介型症例手術後

手術後

術 前

耳甲介型小耳症の術前の形態は、耳珠や不完全な耳甲介が存在し、狭い外耳道も存在します。以上が耳垂残存型小耳症と異なる点です。耳介上方の遺残耳介は小さく不完全なので、やはり第1回目の3次元肋軟骨フレーム移植による耳介再建とその半年後に第2回目の耳立て手術が必要です。

第1回目手術

耳垂を耳垂前面と後面に分割し皮弁形成を行います。耳介の遺残耳介軟骨の大部分を摘出します。耳珠と珠間切痕および対珠部の遺残耳介軟骨は残します。耳垂前面皮弁と耳垂後面皮弁の間から側頭部の皮下剥離を行い、皮下ポケットを作成します。

小耳症と同側の前胸部から肋軟骨膜を剥離して肋軟骨本体を4本採取し3次元肋軟骨フレーム「耳珠を除く耳介の3次元形態」を作成します。採取した肋軟骨を彫刻刀で削り、5か所のパーツを作成します。38ゲージの細い医学用ステンレスワイヤーで80か所固定して5個のパーツを組み合わせ「耳甲介型用の3次元肋軟骨フレーム」を作成します「イラスト参照」。完成した3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植し、皮弁を移動し縫合します。縫合終了後に皮下ポケットへ細いチューブを挿入し体液を吸引すると、その瞬間に耳の輪郭が突然現れます。その時点でも余った皮膚のみを切除縫合します。皮膚と3次元肋軟骨の表面が立体的に同じ面積で密着した状態を10日間は保つ必要があるので、陥凹部と耳介周囲にガーゼを詰めてボルスター縫合固定を行います。
肋軟骨採取部には、開いた肋軟骨膜の中に3次元肋軟骨を作成した際に余った肋軟骨をみじん切りにして入れ戻し、体液が漏れないように密に肋軟骨膜を縫合します。さらに筋肉、脂肪、皮膚を縫合します。肋軟骨採取部に新たな肋軟骨が再生し、胸郭の陥没変形を起こしません。
手術終了後に耳介を保護するために厚さ2センチで接着剤のついたレストンスポンジを耳介周囲に付着させ、再建耳介の上にゲンタシン軟骨を塗布したシリコンガーゼ「トレックスガーゼ」を乗せ、その上をガーゼで覆いテープで固定します。さらにそれらが落ちないようにネットをかぶり手術が終了します。
手術時間は8時間かかります。麻酔時間は9時間となります。
術後2日おきに包帯交換を行います。術後10日目を超えてから全抜糸を行います。耳を下にして寝て頭全体の加重がかかっても、傷が開かなるようになるまでの入院期間は1か月必要です。

入院費用(参考価格)

①手術費用は原則保険診療となります。収入や年齢に応じて負担額は変わります。

公的制度を利用した場合

「高額療養費制度、子供医療費助成制度など」26万円から0円

②その他として差額ベッド代30万8千円から0円、食事代4万5千円から4万円、テレビ貸出代550円/日などは保険対象外となります(消費税込)

①と②を足したものが退院時の支払いとなります。

保険証をお持ちでない場合「外国に住む外国人」などは自費診療となります。

495万円から550万円(消費税込)

※このページに記載された入院費用・詳細等は「永田小耳症形成外科クリニック」で手術を行った患者様の例です。現在の『永田法による小耳症手術』は入院費用・詳細等が異なりますので直接お問い合わせください。

第2回目手術

「耳立て手術」

前胸部から2本の肋軟骨を採取し3個のパーツを作成します。それらを38ゲージの細い医学用のステンレスワイヤーで20か所固定し、彫刻刀で削り半月状の肋軟骨ブロックを作成します。再建耳介後方の側頭部から非常に薄い皮膚「頭皮分層皮膚」を採取します。
側頭部皮下には浅側頭動静脈が血行の豊富な膜が存在します。この血管をふくむ膜を挙上した状態をtemporoparietal fascia flap [TPF]を挙上した、と言います「イラスト参照」。
再建した耳介の後方を切開し、耳介の前方が付着した状態で側頭部から分離し耳を立てます。その分離した部位に半月状肋軟骨ブロックを移植し密に縫合固定して耳を立てます。耳を30度の角度で立てるためには肋軟骨ブロックの厚みが14mm必要です。
耳介後面から側頭部全体を「TPF」で被覆すると血行の良好な耳介となります。さらにTPFの上に頭皮分層皮膚を移植して耳が完成します。移植皮膚、TPF、肋軟骨ブロックを密着させておくために耳介の後ろにガーゼを詰め込み縫合固定します「tie-over固定」。
第2回目の手術時間は9時間となります。麻酔時間は10時間となります。
術後10日目で抜糸を行います。抜糸後、耳を下にして寝ても傷が開かなくなり、採皮部も乾いて髪の毛が生え、引っ掻いても良くなり退院となるまで1か月必要です「入院期間1か月」。

入院費用(参考価格)

①手術費用は原則保険診療となります。収入や年齢に応じて負担額は変わります。

公的制度を利用した場合

「高額療養費制度、子供医療費助成制度など」26万円から0円

②その他として差額ベッド代30万8千円から0円、食事代4万5千円から4万円、テレビ貸出代550円/日などは保険対象外となります(消費税込)

①と②を足したものが退院時の支払いとなります。

保険証をお持ちでない場合「外国に住む外国人」などは自費診療となります。

495万円から550万円(消費税込)

※このページに記載された入院費用・詳細等は「永田小耳症形成外科クリニック」で手術を行った患者様の例です。現在の『永田法による小耳症手術』は入院費用・詳細等が異なりますので直接お問い合わせください。

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

■小耳症手術による合併症

一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎 縫合不全 ハゲ 床ずれ その他

上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。

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1st stage

第2回目手術・耳立て手術

2st stage

第1回目の肋軟骨移植術後6か月経過した後第2回目の耳立て手術を行う。 耳立て手術のイラスト。

図1:耳立て手術の手術デザイン。耳介後方の側頭部から頭皮分層皮膚を採取する。又、再建耳介を側頭部から切離するため耳介周囲を切開する。側頭部のジグザグ切開により、浅側頭動脈を含むTPFを挙上する。

図2と5:頭皮分層皮膚を採取した場所、そして頭皮を切開してTPFを露出した状態を示す。

図3と4:頭皮分層皮膚を15番メスで採皮する。

図6:TPFを挙上した状態。

図7:再建耳介を側頭部から剥離して挙上するために、耳介周囲より4mm外側を切開し、図8:頭髪毛根を含まないように15番メスで頭皮分層皮膚を挙上する。

図9:再建耳介を頭部から剥離する。

図10:耳輪の周囲の毛根部を切除する。

図11:側頭部、乳突洞部の皮下を剥離する。

図12:TPFは皮下トンネル下を通して再建耳介まで移動し、頭部皮膚は縫合閉鎖する。

図13、14:第4番、第5番の肋軟骨を採取する。

図15、16、17:肋軟骨ブロックを作成する。まず、肋軟骨ブロックのベースフレームを作成し、その上に別の肋軟骨を乗せて、2段重ねとして両端針付きの38ゲージステンレスワイヤーで20針固定を行う。作成した肋軟骨ブロックは下から見ると逆Ⅼ字をした形状に作成する。厚さ14ミリメートルの肋軟骨ブロックを作成するには2本の肋軟骨が必要。1本の肋軟骨を削って一刀彫でこれを作成しようとしても厚さ7ミリメートルしか作成できないので左右対称に耳介を立てることは絶対不可能となる。

図18:肋軟骨ブロックを耳介の後面と、側頭部および乳突洞部の軟部組織に4-0白ナイロンを用いて密に縫合固定する。

図19:TPFで、耳輪の頂点、耳介後面、移植肋軟骨ブロック、側頭部、乳突胴部まで広く被覆する。

図20:余剰の肋軟骨は米粒大に細かく切り肋軟骨膜の中に入れ戻し肋軟骨膜を縫合し術後胸郭の変形が起こらないように肋軟骨採取部を縫合する。

図21:側頭部と乳突洞部皮膚を上方と下方から皮下縫合して矢印のように皮膚欠損部が狭くなるよう縫い、毛髪部分で余分となった皮膚を3角形に切除縫合し、ドッグイヤーを修正する。

図22:TPFの露出部の上に頭皮分層皮膚を移植し、6-0黒ナイロンで3mmおきに細かく縫合する。

図23:4-ナイロンでタイオーバー用の糸を耳側に4か所、側頭部乳突洞部に4か所かけて、タイオーバー固定を行う。タイオーバーは翌日抜去し、6-0黒ナイロンは、10日後に抜糸する。

図24:再建耳介を保護するためにレストンスポンジを耳介周囲に当てる。

図25:ガーゼを当ててネットをかぶって手術終了する。

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症例2右耳・耳甲介型小耳症

耳甲介型症例手術前

手術前

耳甲介型症例手術後

手術後

■手術前
耳甲介型小耳症(他所では小耳症とは区別されconstricted earと称されることがあるケース)。

■第2ステージ手術後
耳介の細かい部分まで形成されています。

術 前

耳甲介型小耳症の術前の形態は、耳珠や不完全な耳甲介が存在し、狭い外耳道も存在します。以上が耳垂残存型小耳症と異なる点です。耳介上方の遺残耳介は小さく不完全なので、やはり第1回目の3次元肋軟骨フレーム移植による耳介再建とその半年後に第2回目の耳立て手術が必要です。

第1回目手術

耳垂を耳垂前面と後面に分割し皮弁形成を行います。耳介の遺残耳介軟骨の大部分を摘出します。耳珠と珠間切痕および対珠部の遺残耳介軟骨は残します。耳垂前面皮弁と耳垂後面皮弁の間から側頭部の皮下剥離を行い、皮下ポケットを作成します。

小耳症と同側の前胸部から肋軟骨膜を剥離して肋軟骨本体を4本採取し3次元肋軟骨フレーム「耳珠を除く耳介の3次元形態」を作成します。採取した肋軟骨を彫刻刀で削り、5か所のパーツを作成します。38ゲージの細い医学用ステンレスワイヤーで80か所固定して5個のパーツを組み合わせ「耳甲介型用の3次元肋軟骨フレーム」を作成します「イラスト参照」。完成した3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植し、皮弁を移動し縫合します。縫合終了後に皮下ポケットへ細いチューブを挿入し体液を吸引すると、その瞬間に耳の輪郭が突然現れます。その時点でも余った皮膚のみを切除縫合します。皮膚と3次元肋軟骨の表面が立体的に同じ面積で密着した状態を10日間は保つ必要があるので、陥凹部と耳介周囲にガーゼを詰めてボルスター縫合固定を行います。
肋軟骨採取部には、開いた肋軟骨膜の中に3次元肋軟骨を作成した際に余った肋軟骨をみじん切りにして入れ戻し、体液が漏れないように密に肋軟骨膜を縫合します。さらに筋肉、脂肪、皮膚を縫合します。肋軟骨採取部に新たな肋軟骨が再生し、胸郭の陥没変形を起こしません。
手術終了後に耳介を保護するために厚さ2センチで接着剤のついたレストンスポンジを耳介周囲に付着させ、再建耳介の上にゲンタシン軟骨を塗布したシリコンガーゼ「トレックスガーゼ」を乗せ、その上をガーゼで覆いテープで固定します。さらにそれらが落ちないようにネットをかぶり手術が終了します。
手術時間は8時間かかります。麻酔時間は9時間となります。
術後2日おきに包帯交換を行います。術後10日目を超えてから全抜糸を行います。耳を下にして寝て頭全体の加重がかかっても、傷が開かなるようになるまでの入院期間は1か月必要です。

入院費用(参考価格)

①手術費用は原則保険診療となります。収入や年齢に応じて負担額は変わります。

公的制度を利用した場合

「高額療養費制度、子供医療費助成制度など」26万円から0円

②その他として差額ベッド代30万8千円から0円、食事代4万5千円から4万円、テレビ貸出代550円/日などは保険対象外となります(消費税込)

①と②を足したものが退院時の支払いとなります。

保険証をお持ちでない場合「外国に住む外国人」などは自費診療となります。

495万円から550万円(消費税込)

※このページに記載された入院費用・詳細等は「永田小耳症形成外科クリニック」で手術を行った患者様の例です。現在の『永田法による小耳症手術』は入院費用・詳細等が異なりますので直接お問い合わせください。

第2回目手術

「耳立て手術」

前胸部から2本の肋軟骨を採取し3個のパーツを作成します。それらを38ゲージの細い医学用のステンレスワイヤーで20か所固定し、彫刻刀で削り半月状の肋軟骨ブロックを作成します。再建耳介後方の側頭部から非常に薄い皮膚「頭皮分層皮膚」を採取します。
側頭部皮下には浅側頭動静脈が血行の豊富な膜が存在します。この血管をふくむ膜を挙上した状態をtemporoparietal fascia flap [TPF]を挙上した、と言います「イラスト参照」。
再建した耳介の後方を切開し、耳介の前方が付着した状態で側頭部から分離し耳を立てます。その分離した部位に半月状肋軟骨ブロックを移植し密に縫合固定して耳を立てます。耳を30度の角度で立てるためには肋軟骨ブロックの厚みが14mm必要です。
耳介後面から側頭部全体を「TPF」で被覆すると血行の良好な耳介となります。さらにTPFの上に頭皮分層皮膚を移植して耳が完成します。移植皮膚、TPF、肋軟骨ブロックを密着させておくために耳介の後ろにガーゼを詰め込み縫合固定します「tie-over固定」。
第2回目の手術時間は9時間となります。麻酔時間は10時間となります。
術後10日目で抜糸を行います。抜糸後、耳を下にして寝ても傷が開かなくなり、採皮部も乾いて髪の毛が生え、引っ掻いても良くなり退院となるまで1か月必要です「入院期間1か月」。

入院費用(参考価格)

①手術費用は原則保険診療となります。収入や年齢に応じて負担額は変わります。

公的制度を利用した場合

「高額療養費制度、子供医療費助成制度など」26万円から0円

②その他として差額ベッド代30万8千円から0円、食事代4万5千円から4万円、テレビ貸出代550円/日などは保険対象外となります(消費税込)

①と②を足したものが退院時の支払いとなります。

保険証をお持ちでない場合「外国に住む外国人」などは自費診療となります。

495万円から550万円(消費税込)

※このページに記載された入院費用・詳細等は「永田小耳症形成外科クリニック」で手術を行った患者様の例です。現在の『永田法による小耳症手術』は入院費用・詳細等が異なりますので直接お問い合わせください。

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■小耳症手術による合併症

一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎 縫合不全 ハゲ 床ずれ その他

上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。

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症例3 左耳・耳甲介型小耳症

耳甲介型小耳症

術 前

耳甲介型小耳症の術前の形態は、耳珠や不完全な耳甲介が存在し、狭い外耳道も存在します。以上が耳垂残存型小耳症と異なる点です。耳介上方の遺残耳介は小さく不完全なので、やはり第1回目の3次元肋軟骨フレーム移植による耳介再建とその半年後に第2回目の耳立て手術が必要です。

第1回目手術

耳垂を耳垂前面と後面に分割し皮弁形成を行います。耳介の遺残耳介軟骨の大部分を摘出します。耳珠と珠間切痕および対珠部の遺残耳介軟骨は残します。耳垂前面皮弁と耳垂後面皮弁の間から側頭部の皮下剥離を行い、皮下ポケットを作成します。

小耳症と同側の前胸部から肋軟骨膜を剥離して肋軟骨本体を4本採取し3次元肋軟骨フレーム「耳珠を除く耳介の3次元形態」を作成します。採取した肋軟骨を彫刻刀で削り、5か所のパーツを作成します。38ゲージの細い医学用ステンレスワイヤーで80か所固定して5個のパーツを組み合わせ「耳甲介型用の3次元肋軟骨フレーム」を作成します「イラスト参照」。完成した3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植し、皮弁を移動し縫合します。縫合終了後に皮下ポケットへ細いチューブを挿入し体液を吸引すると、その瞬間に耳の輪郭が突然現れます。その時点でも余った皮膚のみを切除縫合します。皮膚と3次元肋軟骨の表面が立体的に同じ面積で密着した状態を10日間は保つ必要があるので、陥凹部と耳介周囲にガーゼを詰めてボルスター縫合固定を行います。
肋軟骨採取部には、開いた肋軟骨膜の中に3次元肋軟骨を作成した際に余った肋軟骨をみじん切りにして入れ戻し、体液が漏れないように密に肋軟骨膜を縫合します。さらに筋肉、脂肪、皮膚を縫合します。肋軟骨採取部に新たな肋軟骨が再生し、胸郭の陥没変形を起こしません。
手術終了後に耳介を保護するために厚さ2センチで接着剤のついたレストンスポンジを耳介周囲に付着させ、再建耳介の上にゲンタシン軟骨を塗布したシリコンガーゼ「トレックスガーゼ」を乗せ、その上をガーゼで覆いテープで固定します。さらにそれらが落ちないようにネットをかぶり手術が終了します。
手術時間は8時間かかります。麻酔時間は9時間となります。
術後2日おきに包帯交換を行います。術後10日目を超えてから全抜糸を行います。耳を下にして寝て頭全体の加重がかかっても、傷が開かなるようになるまでの入院期間は1か月必要です。

入院費用(参考価格)

①手術費用は原則保険診療となります。収入や年齢に応じて負担額は変わります。

公的制度を利用した場合

「高額療養費制度、子供医療費助成制度など」26万円から0円

②その他として差額ベッド代30万8千円から0円、食事代4万5千円から4万円、テレビ貸出代550円/日などは保険対象外となります(消費税込)

①と②を足したものが退院時の支払いとなります。

保険証をお持ちでない場合「外国に住む外国人」などは自費診療となります。

495万円から550万円(消費税込)

※このページに記載された入院費用・詳細等は「永田小耳症形成外科クリニック」で手術を行った患者様の例です。現在の『永田法による小耳症手術』は入院費用・詳細等が異なりますので直接お問い合わせください。

第2回目手術

「耳立て手術」

前胸部から2本の肋軟骨を採取し3個のパーツを作成します。それらを38ゲージの細い医学用のステンレスワイヤーで20か所固定し、彫刻刀で削り半月状の肋軟骨ブロックを作成します。再建耳介後方の側頭部から非常に薄い皮膚「頭皮分層皮膚」を採取します。
側頭部皮下には浅側頭動静脈が血行の豊富な膜が存在します。この血管をふくむ膜を挙上した状態をtemporoparietal fascia flap [TPF]を挙上した、と言います「イラスト参照」。
再建した耳介の後方を切開し、耳介の前方が付着した状態で側頭部から分離し耳を立てます。その分離した部位に半月状肋軟骨ブロックを移植し密に縫合固定して耳を立てます。耳を30度の角度で立てるためには肋軟骨ブロックの厚みが14mm必要です。
耳介後面から側頭部全体を「TPF」で被覆すると血行の良好な耳介となります。さらにTPFの上に頭皮分層皮膚を移植して耳が完成します。移植皮膚、TPF、肋軟骨ブロックを密着させておくために耳介の後ろにガーゼを詰め込み縫合固定します「tie-over固定」。
第2回目の手術時間は9時間となります。麻酔時間は10時間となります。
術後10日目で抜糸を行います。抜糸後、耳を下にして寝ても傷が開かなくなり、採皮部も乾いて髪の毛が生え、引っ掻いても良くなり退院となるまで1か月必要です「入院期間1か月」。

入院費用(参考価格)

①手術費用は原則保険診療となります。収入や年齢に応じて負担額は変わります。

公的制度を利用した場合

「高額療養費制度、子供医療費助成制度など」26万円から0円

②その他として差額ベッド代30万8千円から0円、食事代4万5千円から4万円、テレビ貸出代550円/日などは保険対象外となります(消費税込)

①と②を足したものが退院時の支払いとなります。

保険証をお持ちでない場合「外国に住む外国人」などは自費診療となります。

495万円から550万円(消費税込)

※このページに記載された入院費用・詳細等は「永田小耳症形成外科クリニック」で手術を行った患者様の例です。現在の『永田法による小耳症手術』は入院費用・詳細等が異なりますので直接お問い合わせください。

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

■小耳症手術による合併症

一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎 縫合不全 ハゲ 床ずれ その他

上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。

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症例4比較的大きな耳甲介の存在する耳甲介型小耳症

比較的大きな耳甲介の存在する耳甲介型小耳症症例

比較的大きな耳甲介の存在する耳甲介型小耳症症例

術 前

耳甲介型小耳症の術前の形態は、耳珠や不完全な耳甲介が存在し、狭い外耳道も存在します。以上が耳垂残存型小耳症と異なる点です。耳介上方の遺残耳介は小さく不完全なので、やはり第1回目の3次元肋軟骨フレーム移植による耳介再建とその半年後に第2回目の耳立て手術が必要です。

第1回目手術

耳垂を耳垂前面と後面に分割し皮弁形成を行います。耳介の遺残耳介軟骨の大部分を摘出します。耳珠と珠間切痕および対珠部の遺残耳介軟骨は残します。耳垂前面皮弁と耳垂後面皮弁の間から側頭部の皮下剥離を行い、皮下ポケットを作成します。

小耳症と同側の前胸部から肋軟骨膜を剥離して肋軟骨本体を4本採取し3次元肋軟骨フレーム「耳珠を除く耳介の3次元形態」を作成します。採取した肋軟骨を彫刻刀で削り、5か所のパーツを作成します。38ゲージの細い医学用ステンレスワイヤーで80か所固定して5個のパーツを組み合わせ「耳甲介型用の3次元肋軟骨フレーム」を作成します「イラスト参照」。完成した3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植し、皮弁を移動し縫合します。縫合終了後に皮下ポケットへ細いチューブを挿入し体液を吸引すると、その瞬間に耳の輪郭が突然現れます。その時点でも余った皮膚のみを切除縫合します。皮膚と3次元肋軟骨の表面が立体的に同じ面積で密着した状態を10日間は保つ必要があるので、陥凹部と耳介周囲にガーゼを詰めてボルスター縫合固定を行います。
肋軟骨採取部には、開いた肋軟骨膜の中に3次元肋軟骨を作成した際に余った肋軟骨をみじん切りにして入れ戻し、体液が漏れないように密に肋軟骨膜を縫合します。さらに筋肉、脂肪、皮膚を縫合します。肋軟骨採取部に新たな肋軟骨が再生し、胸郭の陥没変形を起こしません。
手術終了後に耳介を保護するために厚さ2センチで接着剤のついたレストンスポンジを耳介周囲に付着させ、再建耳介の上にゲンタシン軟骨を塗布したシリコンガーゼ「トレックスガーゼ」を乗せ、その上をガーゼで覆いテープで固定します。さらにそれらが落ちないようにネットをかぶり手術が終了します。
手術時間は8時間かかります。麻酔時間は9時間となります。
術後2日おきに包帯交換を行います。術後10日目を超えてから全抜糸を行います。耳を下にして寝て頭全体の加重がかかっても、傷が開かなるようになるまでの入院期間は1か月必要です。

入院費用(参考価格)

①手術費用は原則保険診療となります。収入や年齢に応じて負担額は変わります。

公的制度を利用した場合

「高額療養費制度、子供医療費助成制度など」26万円から0円

②その他として差額ベッド代30万8千円から0円、食事代4万5千円から4万円、テレビ貸出代550円/日などは保険対象外となります(消費税込)

①と②を足したものが退院時の支払いとなります。

保険証をお持ちでない場合「外国に住む外国人」などは自費診療となります。

495万円から550万円(消費税込)

※このページに記載された入院費用・詳細等は「永田小耳症形成外科クリニック」で手術を行った患者様の例です。現在の『永田法による小耳症手術』は入院費用・詳細等が異なりますので直接お問い合わせください。

第2回目手術

「耳立て手術」

前胸部から2本の肋軟骨を採取し3個のパーツを作成します。それらを38ゲージの細い医学用のステンレスワイヤーで20か所固定し、彫刻刀で削り半月状の肋軟骨ブロックを作成します。再建耳介後方の側頭部から非常に薄い皮膚「頭皮分層皮膚」を採取します。
側頭部皮下には浅側頭動静脈が血行の豊富な膜が存在します。この血管をふくむ膜を挙上した状態をtemporoparietal fascia flap [TPF]を挙上した、と言います「イラスト参照」。
再建した耳介の後方を切開し、耳介の前方が付着した状態で側頭部から分離し耳を立てます。その分離した部位に半月状肋軟骨ブロックを移植し密に縫合固定して耳を立てます。耳を30度の角度で立てるためには肋軟骨ブロックの厚みが14mm必要です。
耳介後面から側頭部全体を「TPF」で被覆すると血行の良好な耳介となります。さらにTPFの上に頭皮分層皮膚を移植して耳が完成します。移植皮膚、TPF、肋軟骨ブロックを密着させておくために耳介の後ろにガーゼを詰め込み縫合固定します「tie-over固定」。
第2回目の手術時間は9時間となります。麻酔時間は10時間となります。
術後10日目で抜糸を行います。抜糸後、耳を下にして寝ても傷が開かなくなり、採皮部も乾いて髪の毛が生え、引っ掻いても良くなり退院となるまで1か月必要です「入院期間1か月」。

入院費用(参考価格)

①手術費用は原則保険診療となります。収入や年齢に応じて負担額は変わります。

公的制度を利用した場合

「高額療養費制度、子供医療費助成制度など」26万円から0円

②その他として差額ベッド代30万8千円から0円、食事代4万5千円から4万円、テレビ貸出代550円/日などは保険対象外となります(消費税込)

①と②を足したものが退院時の支払いとなります。

保険証をお持ちでない場合「外国に住む外国人」などは自費診療となります。

495万円から550万円(消費税込)

※このページに記載された入院費用・詳細等は「永田小耳症形成外科クリニック」で手術を行った患者様の例です。現在の『永田法による小耳症手術』は入院費用・詳細等が異なりますので直接お問い合わせください。

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■小耳症手術による合併症

一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎 縫合不全 ハゲ 床ずれ その他

上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。

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◆2015/2/5  「耳甲介型小耳症に対する耳立て手術」はコチラ

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永田法術式やそれ以外の手術法との違いを解説

小耳症(永田法)の軌跡

成田富里徳洲会病院