小耳症ってどんな病気?
小耳症とは、先天的に耳介の発達が不十分な症状をさし、6,000出生に1人という極めて確率の低いものです。片側の耳だけがやや小さいものから、両側の耳が小さいものまで、様々な程度の小耳症があります。
耳の穴が塞がっていたり、耳たぶだけあったりと症状はさまざまですが、小耳症のお子さんが生まれたときに慌ててしまうご両親が多いようです。
しかし小耳症は、手術によって耳介の再建が可能です。
- 生まれつき、耳の形が完全でない病気を小耳症(しょうじしょう)といいます。
- 大きさがやや小さい、形が不完全である、ほとんど耳がない状態など、程度はさまざまです。
- 片方の耳だけ症状がある場合と、左右両方の耳ともに症状がある場合があります。
- 胎児のころ、耳の形が作られるプロセスで、何らかの異常があって耳の発達が止まってしまったことで小耳症になります。
小耳症だと、どんなことで困る?
- 眼鏡やマスクが使用しにくかったり、使用できなかったりします。
- 耳の穴が閉じている場合など、聴力障碍を伴うことがあります。
※両耳とも小耳症で、聴力障碍がある場合は、補聴器の使用や手術などが選択肢となります。 - 症状(耳の状態)がはっきりと見えるため、周囲から指摘されて患者本人に精神的負担がかかる場合があります。
小耳症の症例タイプ
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