永田悟医師の手術症例
このページでは永田法による小耳症手術の参考として、故・永田悟医師が手術した症例を掲載しています。
※このページに記載された入院費用・詳細等は「永田小耳症形成外科クリニック」で手術を行った患者様の例です。現在の『永田法による小耳症手術』は入院費用・詳細等が異なりますのでご注意ください。詳細はヒルズ美容クリニックまで直接お問い合わせください。
外傷性耳介欠損の耳介再建術
~ガラスによる耳介切断(ローヘアラインを伴う)~
手術前
手術前
永田法による手術終了後
永田法による手術終了後
永田法による手術終了後
永田法による手術終了後
外傷性耳介欠損
術 前
ガラスにより耳介外側切断し欠損した状態となっています。
手 術
前胸部より肋軟骨を採取し、彫刻刀で削り耳介欠損部の形態を作成します。
側頭部から耳介後面までの皮膚を薄く挙上します。耳介軟骨を露出させ、欠損部に作成した肋軟骨をワイヤーで固定します。側頭部から浅側頭動静脈を含むtemporoparietal fascia flap [TPF]を挙上し、耳介上方に皮下トンネルを作成します。TPFを皮下トンネルを通して耳介後面に引き出し、肋軟骨を被覆します。そのTPFの上に頭皮分層皮膚及び耳介後面皮膚を移植します。さらに、皮膚とTPFと軟骨が密着するように、耳介の前後からガーゼをボルスター縫合固定します。
手術時間9時間、麻酔時間10時間です。
【参考費用】
※ご注意※
下記に記載した費用・詳細は「永田小耳症形成外科クリニック」で手術を行った場合の費用です。現在の『永田法による小耳症手術』は費用・詳細が異なりますので直接お問い合わせください。
手術費用は原則保険診療。収入や年齢に応じて負担額は変動します。
公的制度を利用した場合の目安(入院費込み)/0円~121万3千円
症例写真は外傷性耳介欠損治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
■外傷性耳介欠損手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺、浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良、感染、移植軟骨の露出、気胸、術後肺炎、縫合不全、ハゲ、床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。