永田法による小耳症手術

ロゴメール相談

永田悟医師の手術症例

このページでは永田法による小耳症手術の参考として、故・永田悟医師が手術した症例を掲載しています。

※このページに記載された入院費用・詳細等は「永田小耳症形成外科クリニック」で手術を行った患者様の例です。現在の『永田法による小耳症手術』は入院費用・詳細等が異なりますのでご注意ください。詳細はヒルズ美容クリニックまで直接お問い合わせください。

通常の耳介再建手術の例

耳鼻科で巨大な穴をあけられた小耳症

症例 耳鼻科で巨大な穴をあけられた小耳症の耳介再建術

耳甲介型小耳症に対して耳鼻科で巨大すぎる外耳道の穴をあけられてしまった症例です。 結局聞こえるようにならなかったので、旧式の目立つ補聴器を使用していました。

耳鼻科で巨大な穴をあけられた小耳症症例写真1

耳鼻科で巨大な穴をあけられた小耳症症例写真2

耳鼻科で巨大な穴をあけられた小耳症症例写真3

【参考費用】

※ご注意※

下記に記載した費用・詳細は「永田小耳症形成外科クリニック」で手術を行った場合の費用です。現在の『永田法による小耳症手術』は費用・詳細が異なりますので直接お問い合わせください。

手術費用は原則保険診療。収入や年齢に応じて負担額は変動します。

公的制度を利用した場合の目安(入院費込み)/0円~121万3千円

症例写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

■小耳症手術による合併症

一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎 縫合不全 ハゲ 床ずれ その他

上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。

手術の概要

第1回目手術

肋軟骨を4本採取してメスと彫刻刀を用いて5個のパーツを作成します。38ゲージの細いステンレスワイヤーを用いてパーツを組み合わせ、3次元肋軟骨フレームを作成します。
耳垂を耳垂前面皮弁、耳垂後面皮弁に分割し、耳珠、珠間切痕、対珠を除く大部分の遺残耳介軟骨を摘出し、皮下ポケットを作成します。3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植して耳介の表を再建します。巨大すぎた外耳道は、肋軟骨フレームの耳甲介と耳垂後面皮弁で被覆し縮小しています。手術時間は8時間、麻酔時間が9時間となります。2日に1度消毒処置を行い、術後10日で抜糸を行います。

第2回目手術

第1回目手術終了後、術後1カ月、3カ月で経過観察を行います。半年後に耳を立てる手術を行います。前胸部から肋軟骨を2本採取しパーツを3個作り、ワイヤーで組み合わせ1個の半月状肋軟骨ブロックを作成します。これを耳の後ろに移植して耳を支えて立てるために用います。側頭部からは頭皮分層皮膚を採取し、さらに浅側頭動静脈を含むTemporoparietal fascia flap [TPF]を挙上しておきます。
耳介後方周囲を切開して再建耳介後方を側頭部から分離し、作成した厚さ14mmの半月状肋軟骨ブロックを耳介後方と側頭部の間に差し込み移植して縫合すると耳が30度の角度で立ちます。耳の後ろに移植した軟骨を生かし、さらに耳の後ろの血行の補強追加の目的で、浅側頭動静脈を含むtemporoparietal fascia flap [TPF]で耳介後面全体を被覆します。
そのTPFの上に頭皮分層皮膚を移植します。手術時間は9時間、麻酔時間は10時間となります。2日に1度消毒処置を行い、術後10日で抜糸を行います。頭から薄く採皮した部位が治癒して、洗っても問題なくなり髪の毛が生えてきます。